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ミスターマーケットとは? バフェットのバリュー投資を知る

投稿日:2018年9月4日 更新日:

バフェットの師であるグレアムは著書『賢明なる投資家』の中で、「ミスターマーケット」と呼んで株式市場の性質の考え方を表しました。
バフェットはバリュー投資で知られる世界一の投資家ですが、バフェットは投資手法について話すとき、よくミスターマーケットの考え方を用います。

ミスターマーケットという考え方の理解を深めることで、投資のスキルをアップさせることができるのは間違いありません。

ミスターマーケットの特徴

毎日あなたのところにやってきて、自分の持ち株の価格を提示する

あなたはミスターマーケットという男と一緒に会社を経営しています。
ミスターマーケットは働き者で、会社に来ないことはありません。
そして、毎日あなたに自分の持ち株の価格を提示して、ミスターマーケットはその価格であなたの持ち株を買うか、またはあなたに自分の持ち株を売ります。
つまり、あなたとミスターマーケットの持ち株比率は頻繁に入れ替わりうる状況にあるのです、

ミスターマーケットは躁うつ病を抱えている

あなたに毎日価格を提供するミスターマーケットですが、彼は躁うつ病を抱えています。
精神的に安定していないのです。
そのため、ミスターマーケットの提示する自分の持ち株の価格はいつもばらばらです。

機嫌の良い時は高い価格を提示し、悪い時は低い価格を提示する

ミスターマーケットは躁うつ病なので、機嫌のよい時は会社の未来はバラ色だと思います。
そのため、彼の提示する価格はとても高くなります。
あなたが会社の株をミスターマーケットから買い取ると利益を独占することになるため、それを恐れてミスターマーケットは高い価格を提示するのです。

それに対して、機嫌の悪い時は会社の将来は真っ暗だと考えます。
そのため、彼は非常に安い価格を提示します。
ミスターマーケットは、将来に期待を持てない会社ということであなたがミスターマーケットに持ち株をおしつけることを恐れるから安い価格を提示するのです。

ミスターマーケットは無視を恐れない

最後の特徴ですが、これは非常に重要です。
毎日価格を提示するミスターマーケットですが、彼は無視をされてもお構いなしです。
いくら取引に応じなくても、必ずまた明日やってくるのです。

あなたは、ミスターマーケットが提示する価格が高すぎると思うとします。
なので全く興味を示しませんでした。
ですが、ミスターマーケットは明日またやってきて、新しい価格を提示します。

ミスターマーケットの考え方からわかること

バフェットの師グレアムは、市場効率仮説という考え方に反対しました。
市場効率仮説とは、株価は常に企業の業績を反映するというものです。
つまり、よく言われている割安な株とか割高な株という概念自体存在しなくなるということになります。

グレアムは、バリュー投資という業績の良い価値のある企業を割安に買うという投資手法なので、市場効率仮説という考え方は全く信用していないということなのですね。

ミスターマーケットは、企業の価値と株価は一致しないということを表しています。
躁うつ病のミスターマーケットは、かなり割高な価格を提示することもあれば、かなり割安な価格を提示することもあります。
価値通りの価格が必ず提示されるということはないのです。

ミスターマーケットから学び、どうすれば株で勝てるか

ではどうやって株に勝てばよいでしょうか。
それは、感情に流されないことです。

ミスターマーケットは極端に高い価格を提示することも、極端に低い価格を提示することもあります。
あなたは、彼に影響を受けません。
利用しなければならないのです。

あなたが支配権を握っていれば、かなり安い価格で株を買って、高値で売るということができます。

そして、時にはミスターマーケットを完全に無視をするということも大切です。
もしあなたが事業の価値をうまく測ることができないなら、ゲームに参加するべきではありません。
バフェットの名言の1つがこのことをきれいに表しています。
「ポーカーでゲームを始めて30分経ってもまだ誰がカモか分からないなら、カモはお前だ」

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