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ネットワークビジネスって何?勧誘された男がメリットデメリットを語る

投稿日:2018年9月16日 更新日:

どーも、ЯYUです。

今回は、ネットワークビジネスについて説明したいと思います。

さきに言っておきますが、僕は一切ネットワークビジネスに関わっていません。
僕はネットワークビジネスをしていませんが、何度か勧誘されたことがあるので、ネットワークビジネスがどういうものでどんな人が勧誘してくるかということについて知識があります。

僕はネットワークビジネスを全否定するわけではありませんが、みなさんにはネットワークビジネスについての理解が浅いままネットワークビジネスを始めてほしくありません。

ネットワークビジネスがどんなもので、どのようなメリットやデメリットがあるのかということを知ってから、やるかやらないか判断していただきたいと思います。

ねずみ講と悪徳マルチ商法とネットワークビジネスの違い

まず初めに、ねずみ講と悪徳マルチ商法とネットワークビジネスの違いについて説明したいと思います。

ネットワークビジネス=ねずみ講というイメージを抱いている人が結構います。
しかし、ネットワークビジネスとねずみ講は別物です。

また、マルチ商法は悪だというイメージがありますが、実際はマルチ商法が悪なのではなく悪徳マルチ商法が悪なのです。

小学生の時、社会か何かの授業でマルチ商法について習いましたが、詐欺の典型というような説明を受けました。
しかし、すべてのマルチ商法が詐欺というわけではなかったのです。

では、ねずみ講・悪徳マルチ商法・ネットワークビジネスについてそれぞれ見ていきましょう。

ねずみ講

ねずみ講の特徴として、売る商品がなくお金だけが流通するということが挙げられます。

トップの人から始まって、その人がいろんな人を勧誘します。
そして、勧誘された人の中でねずみ講の組織に入会する人は、大金をそのトップの人に払います。
その新しく入会した人は、さらに次の人を勧誘していき、この流れが永遠に続いていきます。

つまり、大金を払って入会しなければならないけど、どんどん新しい人を勧誘して入会者を増やせば入会金を取り返すことができ、さらに利益を得ることができるようになっていくということですね。

しかし、ねずみ講には明らかな欠点があります。
それは、人口は有限であるため、いつか流れが止まるということです。

上位の会員は組織が成長する最初の方の段階で利益が出せるようになるかもしれませんが、最後の方に入会する下位の会員は勧誘する見込み客が少ない状態でスタートしなければなりません。

そして、最終的に下位の会員は損をするということになってしまいます。

そのため、ねずみ講は「無限連鎖法防止法」という法律によって禁止されています。
*ねずみ講の正式名称は「無限連鎖法」といいます。

悪徳マルチ商法とネットワークビジネス

悪徳マルチ商法は別名マルチまがい商法と呼ばれます。

マルチ商法という言葉は有名ですが、このマルチというのはMulti-level marketing(MLM)のマルチから来ています。

このマルチレベルマーケティングというのは、いわゆるネットワークビジネスのことです。

マルチという言葉は、複数のという意味を持っています。
よく、マルチタスクなどという言い方をしますね。

会員がつぎつぎと新しい会員を勧誘していき、人数が指数関数的に増えていくのでマルチレベルマーケティングなのですね。
日本では、ネットワークビジネスという言い方の方が主流になっているような気がします。

悪徳マルチ商法とネットワークビジネスの特徴についてみていきましょう。
まず、悪徳マルチ商法とネットワークビジネスは、商品の流通が起きるという点でねずみ講とは異なります。

では、悪徳マルチ商法とネットワークビジネスの違いは何でしょうか。
それは、ネットワークビジネスはきちんとした商品を取り扱うのに対して、悪徳マルチ商法は法外な価格の商品や極めて質の悪い商品を取り扱うことです。

つまり、ネットワークビジネスの中でも、最低レベルの商品を扱うと悪徳マルチ商法になるということですね。

ネットワークビジネスは、一応ちゃんとした商品を紹介します。
ただ商品を売るだけでもいいし、さらに次の人を勧誘していくディストリビューターになってもらってもいいです。

ねずみ講 悪徳マルチ商法(マルチまがい商法) ネットワークビジネス
商品
(お金だけ)

(高額・耐久品・粗悪品で価値がない)

(適正価格・消耗品・高品質⇒他で手に入らない)
収入 先に始めたもの勝ち
(収入の逆転なし)
先に始めた人が有利なケースが大半
(数年・数か月でつぶれる会社が多い)
後先関係がなく、頑張った人が収入を取れる
(収入の逆転あり⇒公平)
法律 違法
(無限連鎖講防止法)
グレー
(被害が出たら取り締まられる)
合法
(特定商取引法・連鎖販売取引)
特徴 マネーゲーム 特商法違反(不実の告知など)
薬事法違反
在庫・ノルマ・ローンがある
強引な勧誘がある
法律を遵守(クーリングオフ・概要書面)
在庫・ノルマ・ローンなし(少額で会員になれる)
ビジネスをする・しないは自由

出典:ネットワークビジネスパーフェクトマニュアル

ネットワークビジネスのメリット

nattanan23 / Pixabay

では、ネットワークビジネスのメリットについてみていきましょう。

会社側のメリット

まず、ネットワークビジネスの歴史を振り返ってみると、1934年にアメリカのカリフォルニア州に設立されたカリフォルニアビタミン社という会社が初めてネットワークビジネスを取り入れたといわれています。

その会社はネットワークビジネスを取り入れたことにより成功したため、いろいろなネットワークビジネスの会社が設立されるようになりました。
そして、日本にも普及するようになったため、ネットワークビジネスは僕たちにも割となじみのあるものとなったのです。

では、なぜネットワークビジネスを取り入れた会社が成功したのか、つまりネットワークビジネスのメリットについて考えてみましょう。

ネットワークビジネスを取り入れた会社は、ディストリビューター(ネットワークビジネスの会員)に商品を売ってもらいます。
ディストリビューターは、口コミによっていろんな人に商品を紹介して売ります。
その対価として、会社はよく商品を売ったディストリビューターに対して報酬を支払います。

このネットワークビジネスのシステムの何が画期的かというと、広告費をかなり抑えることができるということです。

例えば、テレビのCMをマーケティング手段とするとなると莫大な費用がかかります。
しかし、ディストリビューターが口コミで商品を売っていく方式だと、いくら報酬を支払うとはいえテレビCMなどに比べるとかなり安く済むのです。

広告費を削減した結果、質の良い商品を価格をおさえて提供することができるということになります。
これが、会社側のネットワークビジネスのメリットだといえるでしょう。

ディストリビューターのメリット

ネットワークビジネスでは、ディストリビューターもメリットを享受することができます。

ネットワークビジネスのディストリビューターとして、下位会員を多く持つ人になれば、莫大な報酬を得ることができます。
また、多くの下位会員が一生懸命働いてくれれば、自分が働かなくても収入が得られるため、時間的にも自由になることができます。

成功できる人は一握りですが、成功すればビックドリームをつかむことができるというのがネットワークビジネスなのです。

僕がネットワークビジネスを避ける理由

ここまでを読んで、ネットワークビジネスについてポジティブな印象を持った人は多いと思います。
ですが、僕はネットワークビジネスをやりたいとは思いません。

ネットワークビジネスにも弱点はあります。
なぜ僕がネットワークビジネスを避けるのかということについて説明したいと思います。

本当にいい商品は広告をバンバンかけてバンバン売れる

ネットワークビジネスのメリットとして、広告費を削って質の良い商品を低価格で提供できるということを説明しました。
たしかに、ネットワークビジネスを使えば広告費をかなり削減することができます。

しかし、本当にいい商品はネットワークビジネスを使わなくても十分な利益を上げられます。

みなさんが普段から愛用しているグッズや、いつも買う消耗品はネットワークビジネスという形態をとっていないものがほとんどでしょう。
普通に広告費をかけて普通に流通しているのです。

すなわち、本当にいい商品はネットワークビジネスによってディストリビューターに売ってもらわなくても勝手に売れていくのです。
ということは、ネットワークビジネスで売られる商品にとてつもなく質の良い商品は存在しないということです。

例えば、Appleについて考えてみてください。
Appleはテクノロジーの最先端を追及している会社であり、Apple信者と呼ばれる人が多くいるほどAppleの商品は質が高くよく売れています。

Appleは広告をどんどんかけてどんどん商品を売っていきます。
ましてや、広告をかけなくても結構商品は売れるかもしれません。
それほど人気があるのです。

では、もしAppleがネットワークビジネスを取り入れている会社だとしたらどうなるでしょうか。

広告をかければ、一度でかなりたくさんの人に商品の良さを伝えることができます。
それに対して、ネットワークビジネスでは1人1人口コミ方式で商品を紹介していきます。
そのため、売り上げは今に比べて激減することでしょう。

広告をかければ爆発的に売れる商品をもっている会社がネットワークビジネスを採用すると、効率が極めて悪くなります。
そのため、ネットワークビジネスを取り入れてる会社がとても質のいい商品を扱っているということはありえないのです。

詐欺臭い奴が多い

ネットワークビジネスはイメージがかなり悪いです。
怪しいとか、胡散臭いとか思う人が多くいます。

ネットワークビジネスをやっている側の人は、そういう人に対して詐欺的なことをしているのは本当に一部な人だけと主張します。

確かに、ネットワークビジネスをやっている人で誠実な人は多くいます。
また、人格者として慕われている人もいることでしょう。

しかし、ネットワークビジネスをやっている人で悪い奴は一部だとしても、ネットワークビジネスをやっている人の方が悪い奴がいる確率は確実に上がります。

例えば、日本人の3%が悪い奴だとしたら、ネットワークビジネスをやっている人の10%が悪い奴といった感じです。

ネットワークビジネスを、単に「金儲けをして自由になりたい」などといった不純な動機で始める人は多いです。
そのため、ネットワークビジネスとは関係ない場面で、詐欺的なことを仕掛けようとしてきたりすることは多くあります。

なので、いい人はいるけど悪い奴もいっぱいいるということをしっかりと覚えておいてください。

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ネットワークビジネスをやっている人は、ロバートキヨサキ氏が書いた金持ち父さんシリーズの本を、ネットワークビジネスの勧誘によく利用します。

例えば、金持ち父さんシリーズを読ませて洗脳したり、キャッシュフローゲームをネットワークビジネスのマーケティング手段として使ったりします。

個人的に金持ち父さんシリーズは大好きなので、このように金持ち父さんシリーズがネットワークビジネスのために利用されて評価が下がることが僕は許せません。

良書の評価を下げるネットワークビジネスをする人たちはかなり罪深いと僕は思っています。

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独特の雰囲気がある

ネットワークビジネスをやっている人は、かなり独特の雰囲気を放っています。

ネットワークビジネスでは、会員のモチベーションを保つためによくセミナーなどを組織内で行います。
そのようなセミナーでは、ネットワークビジネスで成功した人が講師として、多くの夢見る会員に対して話をします。

僕も何度か体験的な感じで言ったことがありますが、セミナーの会場は熱気で溢れ、会員は講師を教祖様のように慕う雰囲気があります。
講師がいうつまらないギャグに対して大笑いが起きたり、すべての言葉に対して熱心にうなずいたり、カルト集団のような感じが漂っています。

僕の感想としては、単純に気持ち悪かったです。

誇張していると思う方もいるかもしれませんが、実際にネットワークビジネスのセミナーはこのような雰囲気が漂っているのです。

また、普通に会話をしていても、極端にポジティブだったりして何かおかしな感じがします。

「なんかおかしい」
と感じたらネットワークビジネスをやっていると疑ってかかってみてもいいかもしれません。

まとめ

ネットワークビジネスとは何かということと、ネットワークビジネスのメリットやデメリットを説明しましたがいかがだったでしょうか。

ネットワークビジネスは、ねずみ講や悪徳マルチ商法とは違い、ちゃんとした合法的なビジネスです。
会社側はネットワークビジネスにより広告費を削減でき、ディストリビューター側はネットワークビジネスによりビックドリームをつかむことができる可能性があります。

そのようなメリットがある一方、ネットワークビジネスを取り入れている会社が非常に質の高い商品を扱っていることはありえないことや、ネットワークビジネスに関わっている人の中で詐欺的なことをする悪い人たちが多くいるなどといったデメリットもあります。

ネットワークビジネスをやるにしてもやらないにしても、ネットワークビジネスがどのようなもので、どんなメリットやデメリットがあるかということを理解しておくことはとても大切です。
くれぐれも、理解不足によって変なことに巻き込まれたりすることがないように気をつけてください。

ではまた!

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